3月のイベントといえば、何が思い浮かびますか?
そうです。
3月といえば、ホワイトデーがありますよね?
3月14日のホワイトデーは、バレンタインデーのお返しをする日として知らせています。
でも、そんなホワイトデーは世界共通のイベントではなく、日本独自のイベントであることはあまり知られていません。
ホワイトデーはどうやって生まれたの?
さかのぼること昭和50年代の日本では、女性が男性にチョコレートを渡すというバレンタインデーはすでに定着していました。
でも、チョコレートをもらった男性が女性に対して何かをお返しするという日はとくに決まっていませんでした。
そこに目をつけたのが、日本全国のお菓子メーカーでした。
当時、各メーカーがそれぞれバレンタインデーのお返しする日を決めて、「マシュマロやクッキーなどをお返ししよう!」というキャンペーンを始めたのです。
「何かをもらったら律儀にお返しをしたい」という気持ちはなんだか日本人らしいですよね!
また、何でも記念日にしてしまうお菓子メーカーの商売魂にも脱帽です、、、。
そんなことが行われ始める中、飴菓子業界の全国組織である「全国飴菓子工業協同組合」がこの流れに目をつけました。
そして、菓子業界全体の販売促進に結びつけようと、1978年にホワイトデーを生み出したことがホワイトデーの始まりといわれています。
全国飴菓子工業協同組合が、3月14日を「ホワイトデー」と統一する以前は、「マシュマロデー」のほか、「ポピーデー」、「フラワーデー」、「クッキーデー」など、様々な名前で呼ばれていました。
白には純潔なイメージがあり、若者の愛にぴったりだと考えたため、「ホワイトデー」と名付けられたそうですよ。
そして今では、ホワイトデー国民的な行事にまで成長しました。
ちなみに2020年のホワイトデーの推計市場規模は前年比約40%減の約295億円と言われています。
約40%も減ってしまった主な原因は新型コロナウィルスが影響しているそうです。
それに対して、2021年の「バレンタインデー」の推計市場規模は前年比約20%減の約1050億円と言われています。
こちらも約20%も減ってしまった主な原因は新型コロナウィルスが影響しています。
記念日を活用して、大切な人に気持ちを伝えよう!
バレンタインと同じように、記念日は大切な人に気持ちを伝えるチャンスの日です。
普段は照れ臭くて言えないようなことも記念日を口実に、あなたの意中の相手が喜びそうなプレゼントを添えて気持ちを伝えることができれば、心の距離はグッと縮まること間違いありません!
誰だって、感謝の気持ちと一緒にプレゼントをもらったら、うれしい気持ちになりますよね?
さて、あなたはホワイトデーには、「誰に」「何を」プレゼントしたいですか?
バレンタインデーでチョコをもらった人も、残念ながらもらっていない人も、ホワイトデーという国民的な行事にまで成長した記念日を活用して、大切な人との心の距離を縮めてみませんか?
ホワイトデーをきっかけに、あなたの人間関係がさらに充実することを願っています!
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